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企業イベント向けのカッコイイ動画の作り方とは?撮影方法を紹介

近年では、企業イベントに動画を活用するのが一般的になってきています

動画を使えば、参加者全員を楽しませやすくなり、思い出に残るような社内イベントを実現できます。

ただ、どのようにして動画を作ればよいのでしょうか。

そこで今回は、企業イベント向けのカッコイイ動画の作り方や撮影方法などを紹介します。

企業イベントで動画を取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

企業イベントにおける動画企画の準備

参照:https://evech.jp/service/companyevent/
株式会社イベック | 体験からモノを広めるPRカンパニー

企業イベントで動画を取り入れる際には、準備が必要です。
具体的な準備としては、以下の4つが挙げられます。

  • チーム編成
  • 予算と期間の設定
  • コンセプトの策定
  • ストーリーボードの作成

それぞれどのようなものなのか、1つずつ紹介します。

チーム編成

まずは動画制作チームを作ることから始めましょう。

企業イベント向けの動画を作る場合、ある程度の質が重要になります。

そのためには、カメラマンや動画編集者など各担当を用意しなければならないため、協力してくれる人を集めてチームを作りましょう。

予算と期間の設定

次に予算や制作期間を決めましょう。

予算はあればあるほど質の高い動画を作れますが、どのような目的の動画を作るかによっておおよその予算が異なります。

例えばセミナーやイベント向けの動画なら、安くて5万円ほどかかります。

ただ、予算は動画の長さやイベントの規模によって左右されるものであり、大規模イベントの場合は50万円以上必要になるかもしれません。

制作期間も動画の内容や長さなどによって異なり、配信用の動画なら1〜2週間で、大規模イベントの場合は1カ月以上かかります。

コンセプトの策定

動画を作る際、コンセプトは非常に重要です。

コンセプトがあいまいだと、動画のストーリーを組み立てにくくなる上に、スムーズに動画を作れなくなります。

動画の質にも大きく影響を及ぼすものであるため、いきなり作るのではなく、コンセプトを考えることから始めましょう。

また、コンセプトが決まった際にすぐチーム内で共有すれば、どのような動画を作るのか全員がイメージしやすくなり、各自作業がしやすくなります。

ストーリーボードの作成

ストーリーボードとは、イラストを用いてストーリーを表現する表のことで、絵コンテとも呼ばれます。

ストーリーボードがあると、チーム全体で動画の流れを把握しやすくなり、作業効率が高まりやすくなります。

ストーリーボードの作る流れとしては、以下のとおりです。

  1. 構成台本を考える
  2. コマごとにイラストを描く
  3. コマごとのイラストに指示を書く
  4. カットや秒数などを入れる

現在ではストーリーボード作りの際に使えるテンプレートがインターネット上にあるため、必要な場合はダウンロードしておくと良いでしょう。

企業イベント向けの動画制作で撮影する際のポイント

もし動画制作のために撮影するのであれば、以下のポイントを覚えておきましょう。

  • きちんと撮影場所を選ぶ
  • 照明と音響を工夫する
  • 場面に応じてカメラアングルを使い分ける
  • ドローンやスタビライザーを活用する

基本的に撮影は何度もできることではないため、ポイントを踏まえて撮影しましょう。

きちんと撮影場所を選ぶ

撮影するためには、撮影場所の選定が非常に重要です。

動画の内容やストーリーに応じて、適切な撮影場所を探し、下見もした上で問題ないか確認しておきましょう。

撮影場所の探し方はさまざまあり、専用のサイトで検索したり、ロケコーディネーターに依頼したりなどが挙げられます。

また、撮影場所を選ぶ際には、天気もチェックしておきましょう。

時期によっては晴れの日がほとんどなく、思うような撮影ができない可能性もあります。

そのため、撮影場所と撮影時期の天気なども踏まえた上で、ロケ地を決めましょう。

照明と音響を工夫する

魅力的な映像を撮影するためには、照明や音響にもこだわりましょう。

照明や音響をうまく活用できるようになれば、一気に映像としての完成度を高められます。

まず照明に関しては複数用意しておくと、動画の奥行きを表現しやすくなります。

音響はマイクを必ず用意するのがおすすめであり、きちんと各出演者の声や自然の音などを録音できます。

場面に応じてカメラアングルを使い分ける

質の高い映像を撮影する際には、カメラのアングルが重要になります。

アングルの種類はさまざまありますが、代表的なものとしてはハイアングルとローアングル、そして水平アングルが挙げられます

ハイアングルは俯瞰的な映像を撮影したいときにおすすめの方法で、自然や街並みなどを撮影する際におすすめです。

ローアングルは被写体を見上げる形で撮影するため、映像に奥行き感や臨場感などを加えたいときに活用できます。

最後の水平アングルは被写体に対して真っ直ぐカメラを向けて撮影する方法で、被写体の自然な雰囲気を撮影したいときに有効的な方法です。

その他、ロングショットやミディアムショット、カウボーイショットなどさまざまなアングルがあるため、状況に応じて最適なアングルで撮影しましょう。

ドローンやスタビライザーを活用する

映像を撮影する際、ドローンやスタビライザーを取り入れてみるのもおすすめです。

ドローンを使えば、全体的な風景を撮影できる上に、臨場感のある映像にできます。

ただし、撮影場所によってはドローンを禁止にしているところもあるため、しっかりと撮影場所を探すようにしましょう。

場合によっては、ドローン撮影をプロに任せるのも良いかもしれません。

スタビライザーは手ブレ防止に役立つものであり、最後まで見やすい映像を撮影したいときに役立ちます。

スマホ向けのスタビライザーもあるため、小規模なイベント向けの映像としてスマートフォンで撮影する場合にも活用できます。

動画はイベント参加者と交流する際にも役立つ!

企業イベントで動画を使うメリットはさまざまあり、その1つとしてイベント参加者と交流する際のきっかけになることが挙げられます。

イベント内での交流が活発であるほど、参加者は有意義なイベントであったと思いやすくなります。

そこでここでは、どのようにしてイベント参加者との交流に動画を活用すればよいのか解説します。

インタビューやコメント収集ができる

動画視聴後、イベント参加者にインタビューすれば、動画に対する感想を聞けます。

感想は今後動画を作る上でのフィードバックとなり、さらに良い動画を作るためのヒントにもなるでしょう。

また、オンラインでの企業イベントならば、コメントが今後のフィードバックとして活用できます。

インターネット上に情報を発信してもらいやすくなる

イベント終了後、参加者が動画についての感想をSNSや個人ブログなどで紹介してくれる可能性があり、そこから多くの人に企業のことを知ってもらえるかもしれません。

口コミは企業の評価を高める上で重要なことである一方、企業がコントロールできるものではありません。

そのため、魅力的な動画を企業イベント向けに作れば、その動画を見てくれたイベント参加者が「他の人にも教えたい!」と思うようになり、インターネットで情報を発信してもらいやすくなるでしょう。

参加者同士のコミュニケーションのきっかけになる

動画視聴後、参加者同士で動画に関する感想を話し合うため、リアルタイムで各々が持つ情報を共有できます。

参加者同士の交流のきっかけにもなるため、さまざまなコミュニケーションが生まれやすくなるでしょう。

また、企業イベントを配信していれば、会場に行けなかった人に対してリアルタイムで情報を共有できます。

企業イベント向けの動画を作る際の流れ

企業イベント向けの動画を作る際の流れを簡単にまとめると、以下のとおりです。

  • 映像素材の選定
  • 効果音やBGMの追加
  • テキストやエフェクトの挿入
  • カラーグレーディングとフィルターの適用
  • 完成した動画の保存・共有

各ステップでどのようなことをするのか、1つずつ紹介します。

映像素材の選定

まずは撮影した映像や写真の選定から始めましょう。

ここでのポイントは、無理にすべて使わないことです。

すべて使おうとしても、尺が長くなってしまったり、単調な動画となってしまったりする恐れがあるためです。

そのため、各素材を改めてチェックし、必要なシーンを切り取ったりつなげたりして、動画を作りましょう。

効果音やBGMの追加

魅力的な動画にするためには、音も重要です。

シーンごとに効果音やBGMなどを加えて、最後まで楽しんでもらえるようにしましょう。

例えば従業員の表彰式向けの動画を作りたい場合は、壮大なBGMなどを使うことで、会場の雰囲気と相まって魅力的な動画となるでしょう。

テキストやエフェクトの挿入

動画タイトルや字幕などのテキストを挿入すると、さらにわかりやすい動画になります。

テキストに関しては、目的に応じてフォントやサイズを変えましょう。

例えば動画タイトルの場合、目立つことが重要になるため、大きなサイズにするのがおすすめです。

カラーグレーディングとフィルターの適用

映像の色や明るさなどの調整も、魅力的な動画を作る際に必要な作業です。

カラーグレーディング機能を使えば細かく色を調整できますが、動画編集経験がない方にとっては難しいかもしれません。

その場合は、フィルターを適用することで、気軽に動画の雰囲気を変えられます。

フィルターの種類は動画編集ソフトによって異なっていますが、主なものとして映画風や白黒などが挙げられます。

完成した動画の保存・共有

動画が完成したら改めて見直し、ミスがない状態で保存します。

動画はWebの記事とは違って公開後にすぐ修正できないため、必ず保存前のチェックを忘れずに行いましょう。

また、動画編集ソフトによってはそのままYouTubeやTikTokなどに共有できるため、多くの人に見てもらいたい場合はインターネット上に投稿するのもおすすめです。

カッコイイ企業向けイベント動画を作る際のポイント

企業向けイベント動画は、工夫次第でカッコイイものに仕上げられます。

その際のポイントとしては、以下の4つが挙げられます。

  • 内容に応じてテンプレートを活用する
  • テンポを意識する
  • カッコイイと思った動画からヒントを探す
  • プロに任せる

各ポイントがどのようなものなのか、1つずつ紹介します。

内容に応じてテンプレートを活用する

動画編集初心者の場合は、テンプレートを使うのがおすすめです。

動画編集ソフトによってはさまざまなテンプレートが用意されており、企業イベントに活用できるものもあります。

テンプレートを使うと短時間でカッコイイ動画を作れるため、編集スキルを持っていない場合や編集時間がそこまでない場合に取り入れてみると良いでしょう。

テンポを意識する

動画のテンポがずっと同じだと、単調な動画として時間と共に視聴者が飽きてしまう恐れがあります。

そのため、動画の速度に緩急をつけたりリズムに合わせてシーンを変えたりして、視聴者が飽きないような演出にしましょう。

うまくテンポを意識してシーンを変えたり強調したりすれば、カッコイイ企業イベント向けの動画になります。

カッコイイと思った動画からヒントを探す

カッコイイ動画と一口にまとめても、和風でカッコイイ動画やシックでカッコイイ動画など、さまざまな雰囲気のカッコイイ動画があります。

そのため、作りたいと考えているカッコイイ動画の雰囲気に当てはまる他の動画を視聴して、何かヒントがないか探してみると良いでしょう。

特に具体的なイメージができていないほど、他の動画を見ることで作りたい動画のイメージがしやすくなるでしょう。

プロに任せる

企業イベント向けのカッコイイ動画を作るためには、ある程度のスキルと時間が必要になるため、社内に動画クリエイターがいないのであれば、プロに任せたほうがおすすめです。

企業イベント向けの動画を作ってくれる制作会社や動画クリエイターは数多く、撮影までしてくれるところやアニメ制作を得意としているところなど、さまざまあります。

そのため、気になる制作会社や動画クリエイターの料金や実績などを比較し、良さそうなところに依頼しましょう。

企業イベント向け動画はプロモーションや配信向けに転用できる!

企業イベント向けの動画は、イベント以外の場面でも活用可能です。

特に予算や時間をかけて作った動画であるならば、イベントだけで終わらせるのではなく、プロモーションや配信にも活用してみましょう。

ターゲットオーディエンスへのアプローチに使う

もし制作した企業向けの動画がターゲットを絞った動画ならば、オーディエンス広告として活用できるかもしれません。

オーディエンス広告において、「誰に配信するのか?」というのは非常に重要なことであり、配信するターゲットに応じてメッセージ内容やデザインなどを考えます。

企業イベント向けの動画で細かく伝えたいターゲットが決まっている場合、その動画をオーディエンス広告として活用できれば、広告の制作時間を短縮して配信できます。

SNSやWebサイトで公開する

自社の公式SNSやWebサイトなどで動画を公開すれば、イベントに参加していない人たちにも見てもらいやすくなります。

特にSNSの場合、動画の内容次第ではバズって多くの人に拡散される可能性があります。

そうなれば、企業の知名度やイベントの知名度が高まり、次回以降のイベントの参加者が増えるかもしれません。

広報活動と連携する

もし新商品発表や新サービス発表などに関する動画ならば、広報活動と連携するのがおすすめです。

企業イベント以外の場所でも動画を活用しやすくなり、さらに多くの人に新商品や新サービスのことを伝えられます。

この際、上記で紹介したSNSやWebサイトも活用すれば、視聴者の数が大きく増えて、効率よく情報を伝えられるようになるでしょう。

企業イベント向けの動画は効果測定と改善も大切!

企業イベント向けの動画は、完成して公開すれば終わりではありません。

その後の効果測定や改善も重要になります。

今後も企業イベントで動画を作るのであれば、そのことも踏まえて取り組むようにしましょう。

ビューカウントやコメントの分析

もしインターネット上に公開しているのであれば、コメントをチェックしましょう。

コメントの中には今後の動画制作におけるヒントが見つかる可能性があり、さらに良い動画を作れるようになるかもしれません。

ただし、荒らしと呼ばれるような無関係のコメントや誹謗中傷のコメントはほとんどヒントが得られないため、無視しましょう。

また、SNSの場合はビューカウントを確認することで、どのくらい見られたのか把握できます。

効果測定のためのKPI設定

効果測定をするためには、KPIの設定が必要です。

KPIとは業務のパフォーマンスを測定する際に設けられる指標のことで、KPIへの達成状況をチェックすることで、どのくらい目標に近づいているのか把握できます。

KPIを設定する際は、チームで話し合って決めるのがおすすめです。

例えば新商品発表に関する動画ならば、商品の売上や契約率などをKPIで設定すると良いでしょう。

フィードバックの収集と改善提案

視聴者からのコメントや会場で行ったアンケートなど、さまざまな方法でフィードバックを集めて、どのような声が多かったのかチェックしましょう。

フィードバックを集めることで、どのような意見が多いのか分析できます。

その上、チーム内で意見に対する改善案を話し合いやすくなります。

例えば会場参加者からの意見で「文字が小さくて見にくかった」というものがあった場合は、文字サイズを大きくして見やすくすると良いでしょう。

企業イベントにはカッコイイ動画を取り入れよう!

今回は、企業イベント向けのカッコイイ動画の作り方や撮影方法などを紹介しました。

企業イベントに動画を取り入れるメリットは複数あり、その上でかっこよく作るポイントもあります。

また、企業イベント向けの動画は広告といったイベント以外の場面でも活用できるため、この機会にカッコイイ動画の制作を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、弊社では企業イベント向けの動画制作を行っているため、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

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